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本とか映画とかゲームとかの感想をだらだら掲載予定
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Posted by - 2025.04.26,Sat
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Posted by ぢゅん - 2009.09.24,Thu
小学生の時に初めて図書館で借りた本がジョン・ディクスン・カー『魔女の隠れ家』だった。
子供向けに書き直されたものだけどシンプルな挿し絵が逆に怖かった。
有名すぎて知ってる気になってたけどカー作品を読むのはこれが2冊目。

「やっぱりカーが好き」というタイトルの解説がミもフタもなく、しかし愛に溢れていて本編より面白かった。
本編のほうは、金庫の中身が分かったあたりで面白くなってきた?と思ったんだけど、最終的にはそれほどでもなかった。以下ネタバレ。

***
密室トリックの説明を「窓の掛け金がああなってこうなって・・・」と全部文章で説明されても分かんねーよ。
後半になったらさっぱり出てこなくなったあの人どうしたのかね?と思ってたら犯人で、しかも直接出てこないまま終わるって独創的かもしれないけどイマイチ盛り上がらないというか・・・もしそのまま演劇化したら奇妙な舞台になりそうな気がする。
ドラマだったら説明部分を回想シーンにして犯人登場させるだろうから、かなり印象が違ってくると思うけど。
更にレスリーとシンシアを綺麗な女優さんがやれば、どっちが嘘つきでどっちが主人公とくっつくんだ!?と引き込まれるかもしれない。
高校生の時に読んだミステリ短編集で「ジョン・ディクスン・カーを読んだ男」っていう話があまりに印象深くて、カー作品に過大な期待をしちゃってたのかもしれない。
でもその短編書いた人はカーじゃない訳ですが。
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