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本とか映画とかゲームとかの感想をだらだら掲載予定
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Posted by - 2025.04.26,Sat
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Posted by ぢゅん - 2009.10.19,Mon
『剣の名誉』が友情努力勝利で面白かったので、40年後設定で甥が主人公の本作も読んでみた。う~ん、愛欲陰謀盲信って感じ?
主人公の愛人が同性でも別にいいけど、やってるだけの関係っぽくて自分の好みではない。
描写があっさりしてるのが幸いですが。
王だの魔術師だの、本作初出の歴史設定は「いきなりそんなん出されても…」な感じで途中から斜め読み。無駄に長いし。
シリーズ3作の中で唯一面白くないと思ったし唯一後味悪かった。
以下ネタバレ。

***
登場人物多いけど、ちゃんと書き分けられていて読んでるうちにそれぞれの個性が分かってきた。
真面目学生の孤立がスパイ勧誘に繋がる展開はなるほどと思った。あの彼の性格あってのものだもんね。
ハッピーエンドとは言いがたいけど、田舎から出てきた一学生の成長物語だったともとれる終わり方は良かった。
井上ひさしの某作品を思い出した。

期待してなかったけどキャザリンの出番は少ない。
マーカスがあの立場に落ち着くまでの過程が知りたかったな~。
残念といえば残念だけど、どうせ私の事だからマーカスとくっついたらくっついたでガッカリしてたんじゃないかって気はする。
友情に特化あるいは昇華する過程が示されてればヘタな恋愛より萌えたかも。なんのかんの言って幸せみたいだし。
やはり3作を刊行順に読むのが一番いいかも。
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