忍者ブログ
本とか映画とかゲームとかの感想をだらだら掲載予定
[1] [2] [3
Posted by - 2025.04.26,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by ぢゅん - 2009.11.07,Sat
キース・オートリー作。
途中までは面白かったけど、ホームズ物のパスティーシュを期待すると最後は物足りない。
そもそも原題だと「エミリー・Vの症例」って感じ?
でもホームズ対フロイトって邦題は上手いと思う。原題のままじゃ売れなかろう。
実際は対決してなくても「○○対××」ってタイトル多いし。
以下ネタバレ感想。
PR
[続きを読む]
Posted by ぢゅん - 2009.10.28,Wed
短編集『幻想と怪奇』は数冊出てるけど、宇宙怪獣云々は記憶にないなあと思って借りてみた。
なのに一番最初の「こおろぎ」からして妙にデジャブー。
うん、読んだ事あったね。たぶん15年位前? 家のどこかにあると思う。
お約束なロバート・ブロック以外は終盤まで読まないとオチが思い出せず、結局全部通しで読んだ。2回楽しめて得なのか、それとも時間を損してるのか。
「それ」シオドア・スタージョン
「その名は悪魔」ヘンリー・カットナー
「ハリー」ローズマリー・ティンパリー
この3作が印象に残った。
1番目と2番目は特にラスト一文が秀逸だと思う。
Posted by ぢゅん - 2009.10.28,Wed
後から書かれた姉妹編2作を先に読んでから、最後に本作を読んだ。
一番好きなのはダントツで『剣の名誉』だけど、本作も普通に面白かった。
主人公は剣客だし、主人公サイドじゃないけど私の好きな「弟子と師匠」描写があるし。
でもやっぱり執筆順の通りに読むのが一番面白いと思う。
「実は○○でした!」とか全然驚けないし。逆に「18年後(剣の名誉)のあの展開はこういう理由だったのか!」と思える部分もあったけど。
『剣の名誉』との間をつなぐエピソードをもう少し読みたかった。

主人公と愛人の関係は無意識に友情に変換して読んだ。たまに「友人」って書かれてるし。
面白ければ両刀でも何でもいいけど、この話って別に同性の愛人である必要なくない?
ってゆーか、必須だったら変換しては読めなかったと思う。
でも作者は多分、愛人が同性である事にいちいち理由のいらない世界を書きたいんだろうから、こういう読み方は失礼なのかもしれない。
Posted by ぢゅん - 2009.10.19,Mon
『剣の名誉』が友情努力勝利で面白かったので、40年後設定で甥が主人公の本作も読んでみた。う~ん、愛欲陰謀盲信って感じ?
主人公の愛人が同性でも別にいいけど、やってるだけの関係っぽくて自分の好みではない。
描写があっさりしてるのが幸いですが。
王だの魔術師だの、本作初出の歴史設定は「いきなりそんなん出されても…」な感じで途中から斜め読み。無駄に長いし。
シリーズ3作の中で唯一面白くないと思ったし唯一後味悪かった。
以下ネタバレ。
[続きを読む]
Posted by ぢゅん - 2009.10.19,Mon
エレン・カシュナー作。ハヤカワ文庫。
最近読んだ本の中では一番面白かった。
予備知識なしでタイトルと表紙に惹かれた。男装の少女が剣を抱いてるやたら綺麗な絵。
調べたらロードオブヴァーミリオン(トレーディングカード)やコバルト文庫の表紙も手掛けてる人だそうで、なるほど自分が釣られた訳が分かったぜ!
舞台は中世ヨーロッパっぽい世界。
金に困った田舎貴族の少女が公爵である伯父の命令で都会に出てきて、剣客になる話。
主人公キャザリンは最初こそ男装や稽古を嫌がるものの、こちら(読み手)がウザいと感じる前に気持ちを切り替えて修行に励むようになるのでいい感じで読み進められた。
考えてみたらある意味「友情・努力・勝利」の話な気がする。
同性との恋愛当たり前な世界観でもその辺の描写は控えめだし。
剣の師匠や変人の伯父もいいキャラだったけど、伯父の従僕のマーカスとの友情描写がとにかくツボに入った。歳の近い相手が他にいないにしても、なにこの臆面もない友情。
やたら強気なキャザリンと敬語なのに敬意が感じられないマーカスとのやりとりが楽しい。

ここまででも十分長いと思うけどさらに続く。ほぼ自分のための読書記録。
ピンポイント過ぎる上にネタバレ。
[続きを読む]
ブログ内検索
P R
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]