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本とか映画とかゲームとかの感想をだらだら掲載予定
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Posted by ぢゅん - 2009.05.11,Mon
ジャンプでの連載完結したので感想語ります。

アニメ終了後、初めてジャンプで原作の絵を見た時は「ネウロ地味っ!」という印象(笑)
単行本で一気に読んだ16巻まではとにかく面白かったけど、リアルタイムでジャンプ読むようになると「今週はタルいな~」という時も。主にチー坊戦やジェニュイン戦。
でも改めて単行本でその辺り読むと、小ネタに気付いたりして意外と楽しめました。

それでも読んでてひっかかる事がいくつかあったので、ツッコミと言うか否定的感想をまとめてみました。好意的感想およびラスト2話は別記事に。
以下、悪口書いてるつもりはないけど褒め言葉しか見たくない人は注意。
単行本(現在21巻まで)未収録分にも触れてます。

***
家族を殺されてる設定の弥子が、連続殺人犯のアヤに心許しまくり。ついでにネウロの事もいつのまにやら暴露しまくり。なんでアヤにそこまで?
アヤの犯行って、自分の芸術をイイ感じに保っておきたいって動機なら竹田や百舌と同類に思えるんですが。本人しか分からない苦悩を考慮され減刑って話だから、絶対音感の人が雑音に苦しむようなものとか?
弥子にとっては(たとえ賭けであっても)自首する気があった唯一の犯人って所がポイントなんですかね。アヤの心を掴んだ事でネウロにも褒められた訳だし。
だとしても「刑務所生活エンジョイしてます」「楽しそうですね」なやりとりは要らなかった。
アヤが最終的に血族と同じ眼(=能力)を持ちながら、囚人でありつづけた所は良かったと思います。

Xに対しても弥子が割と好意的なのはあれか、クラスでいつも掃除をサボる不良が、たまに手伝っただけで実は良い人に見えちゃう現象?由香に宝石譲ったし。
X最期のお涙頂戴は、最初は正直いらんと思いました。
因果応報が本作のお約束だし、大量に人殺してるXが6にアッサリ処分されて出番終了、ってオチでも別に構わないと思ってたので。
弥子も笹塚を思い出して泣くだけなら全然アリだけど、あんな前フリされて本人じゃないの分かりきってるのに「うん」って返事してるあたり現実逃避っぽくてちょっと嫌でした。インチキ霊媒師に騙されちゃってる人みたいで。「会えて良かった」を故人の言葉だと思い込めたらその方が気が楽だよね~そりゃ縋りたいよね~とか考えてしまう。(笹塚が「会えて良かった」と思ってたのが事実でも、それとこれとは別)
でもこのシーンがないと「自分の中身(アイ)を見つけた」って所までしか描かれてない訳だから、やっぱり「見つけた中身は死んでました」まで言わせて正解なのか。因果応報的にも。
探し続けた青い鳥が自分の家に居たと気付いた時には、青い鳥はもう死んでました。みたいな皮肉なオチは嫌いじゃないです。

アヤやXは別に嫌いじゃないですよ、念の為。
ただ他に違う描き方(弥子の接し方という意味で)は無かったのかなー、って思うだけで。
あと、話の都合上だろうけど、血族編では弥子のキャラがブレてるよーに見えました。
笛吹筑紫を差し置いて、笹塚の事を「私が一番よく知ってる」とか思うほど傲慢だったり、遊園地跡でまだネウロが戦ってるのに「ひと思いに殺してよ」とか、あれそんなキャラだっけ?と思うことが何度か。他に適当な台詞なかったのかな~と。

単行本で一気に読んでる間は無かった事ですが、本誌で読むようになると次のジャンプ待ってる間に色々予想しちゃったせいで翌週ガッカリ、ってパターンが何度かありました。
弥子が本城と橋の上で対峙して次回に続く、の翌週は、てっきり橋の欄干あたりからネウロが重力無視で現れるのかと思ってた。
弥子が単独行動したのは本城を信じたい気持ちの表れだから良いとして、駒を失った喪失感云々言ってたネウロが、一番大事な駒から目を離してたのが分からん。笹塚死亡時と違って用事があった描写もないし、葬儀場から浅田みたいに消えた後は何してたんだか。
復活したXの「あんたの心臓いただくよ」を棒立ちで見てたネウロも解せん。
X初登場時の心臓止めて死んだフリを見破ってるネウロが、イレブンの偽装に気付かない訳ない。自分にバレると分かってる偽装の理由を考えれば、狙いは6の方だと分かる筈。
となれば、Xが6の注意引いてる隙に残りの魔力電池喰うなり時間差攻撃しかけるなりして形勢逆転だよね!と、ジャンプ出るまでの一週間考えてたので、195話でギャラリーに徹した挙句まんまと逃げられるネウロにガッカリしたのでした。分かっててもロクに動けない位に弱ってたとか、Xが制御ユニット奪うまでは6に隙が無かったとかかなーと補完しましたが、すんなりそう思える演出にしてほしかった。まぁ本作では説明少ないのはいつもの事だし、望みすぎなのかなー。
多分、初見が単行本だったらそれほど気にならなかった気がします。
ジェニュイン戦後のファミレスも、最初は呆れたけど忘れた頃に単行本で読んだら面白かったし。でもマジックミラーのトリックは無理だろミラー割れるだろう。

絵柄について。
2008年を半分以上過ぎた時点でカレンダー買っちゃった位に絵も好きです。
素人目にもデッサンおかしいと思う時が多いけどそれでも好き…なんだけど、終盤はさすがに人物ひょろ長すぎじゃね?
188センチで人外のネウロならまだしも、159センチの弥子が10頭身位あるのはいくら漫画でも違和感が。表情は良いなと思うことが増えただけに残念。
でも画集出してくれたら買う。ってゆーか出して。
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