忍者ブログ
本とか映画とかゲームとかの感想をだらだら掲載予定
[10] [9] [6] [5] [4] [8] [7] [3] [2
Posted by - 2025.04.26,Sat
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by ぢゅん - 2009.05.12,Tue
今度はココが好き!って所を中心に。
このありえなさとか下らなさが好き。
殺人現場でヨダレ垂らして大喜び、趣味が女子高生虐待。
斬新なジャンプ主人公ですな。人間じゃない設定だから許されるんだと思う。
相棒もの・共犯者ものが好きなんで「本当の探偵は助手で魔人です」な秘密を共有する関係から最終的には相棒へ、って展開は本当にツボでした。
弥子役の声優さんがインタビューで、ネウロとの距離感に気をつけて演じてるって答えてたけど、本当に序盤と終盤じゃ全然距離感違うもんね。
一応男女なんで深読みできる所も楽しい。
以下、単行本(現在21巻まで)未収録分にも触れてます。

***
特に好きなシーンをずらずら書き出してみた。
シロタ編 「喰べる事はそれ自体が幸せだ」と そんな事はこの僕でもわかるというのに
1巻のこの台詞で、このマンガ絶対にハマれる!と確信した。まずセリフ自体にもの凄く共感。異種族ながらメイン二人の価値観がこの一点だけはキッチリガッチリ一致してる所に感心。弥子の大食い設定って上手いよなーと改めて思う。
絵石家編 クロスチョップで笹塚共々吹っ飛ばされる石垣の顔。
テスト編 弥子に挑発されて数学の問題解くネウロのコマ。
早坂兄弟編 警察から隠れてる時の「声を出すな」から「暗くてよく見えんな」までの流れ。
HAL編 油性マジックと瞬間接着剤のコンボ。「借りたまま返さない」の言語センス。
警視庁地下 ネウロの人の悪さが端々に出てて好きなシーンの目白押し。
DR戦 「川の音がうるさいな 聞こえん」
テラ戦 「ドSだな」「滅相もない」
笹塚豹変 1巻から出てる味方キャラが(回想シーン除いて)初めて見せた笑顔が裏切りフラグって。
でもX逮捕のために死ぬ覚悟があるか笛吹に聞かれて「ある」って答えてた時も微妙に笑ってるように見える。ここの顔、覚悟完了してる感じでかなり好き。

DR戦やテラ戦はネウロのドSぶりに声出して笑っちゃったけど、毎週攻守逆転する昔ながらのお作法通りなバトル展開なのも楽しかった。ああ今ジャンプ漫画読んでる~って感じで。
6戦終盤、魔帝兵器発動前の肉を切らせて骨を断つ作戦なんか紫龍vsシュラを思い出してちょっと燃えた。あんまりネウロらしくはないと思うんだけど、その後の自問自答といい、人間達に救助される所といい、らしくない所がポイントだった気がする。
ああでも、背後から6の頭掴んで肩に顎のせてる場面はいかがわしくて非常にネウロらしいと思いました。髪まっしろなのに、ああこの顔ネウロだと思った。ヒステリアにもやってたよねアレ。

21巻収録のあたりは「こんな読者の予想斜め上をいく鬱展開をリアルタイムで見届けられるなんてスゲー!TVはめるん以来だよ!」とひたすら感心してました。
弥子の好物欄にアロワナのバター醤油炒めもってくるとかもうね。

ネウロ以外の魔人が出てきたらものすごく萎えそうな気がしてたので、200話のゼラ登場時は非常にガッカリしましたが、2ページ後には笑わせてもらいました。
201話でもゼラを通してネウロが地上に執着する理由が示唆されてたし、終盤で突然出てきたキャラとしては使い方が上手い。うん、ガッカリは撤回。

弥子は終盤でキャラがブレてる?って思ったけど、ネウロはまったくそういうの無かった。
終盤で「らしくない」言動しても、成長したなコイツ!変わったなコイツ!と驚きとともに好ましく受け入れられました。明らかに対人スキル上がったよこの魔人。
ジャンプお約束の友情・努力・勝利の努力部分をネウロがやるとは思わなかった。
しかもその場では努力が報われなかった(アヤの歌聴いても人間分からなかった)けれど、全くの無駄ではなかった(アヤの助言で弥子帰還)って所がまた、いい匙加減ですな。
主人公たるネウロの描写(変化)を優先した結果、弥子の描写にしわ寄せがきたのかなーとかちょっと思わないでもないけど。
変化と言えば、潔癖だった笛吹が手段を選ばず警視総監説得、って流れも一つの友情・努力・勝利な訳ですが、これも初期の笛吹を思い出すと非常に感慨深い。
ヒステリア編を読み返すと、この時点でどこまで考えてこのキャラ作ってたんだろう?と考えずにいられない。いや、どうにでも出来るように作ってたんだと思うけど。

…とりあえずこんな所かな。
PR
ブログ内検索
P R
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]